登場人物紹介
トルテ
秘密結社M・I・A所属の男。
自称スパイらしいが真偽は不明。
なぜか夜に調査報告をしたがる。
ミルフィ
秘密結社M・I・A所属の女。
トルテの右腕となる存在。
実は英語は苦手。
現在投稿がとてもとても遅くなっており申し訳ございません。それにも関わらず映画は現在も見に行ったり見たりとしている始末。はい。1月終わるまでには総決算できるように頑張ります。(;’∀’)
改めて映画調査ファイル区分がこちら
映画調査ファイル区分
S⋯今年最も印象に残った調査
A⋯かなり印象に残った調査
B⋯いってよかったと思えた調査
C⋯可もなく不可もなくな調査
D⋯あまり良くなかった調査
E⋯苦戦を強いられた調査
今回のランキングの一言は私が担当します。
ここからですが、Bとはいえ侮れない秀作揃い！！正直30位台からは我々の調査の中で骨のある作品が多いです。故にここから先の作品で気になるものがあれば心よりオススメできる作品となっています！
- Bの調査ファイル整理
- 44位：レイニーデイ・イン・ニューヨーク
- 43位：窮鼠はチーズの夢を見る
- 42位：えんとつ町のプペル
- 41位：望み
- 40位：ジュディ 虹の彼方
- 39位：チィファの手紙
- 38位：ANNA アナ
- 37位：ハーレイ・クインの華麗なる覚醒
- 36位：モンスターストライク THE MOVIE ルシファー 絶望の夜明け
- 35位：鬼滅の刃 無限列車編
- 34位：フォードVSフェラーリ
- 33位：前田建設ファンタジー営業部
- 32位：ミッドナイト・スワン
- 31位：ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密
- 30位：魔女見習いをさがして
- 29位：浅田家！
- 28位：初恋
- 27位：宇宙でいちばんあかるい屋根
- 26位：サヨナラまでの30分
- 25位：ソニック・ザ・ムービー
Bの調査ファイル整理
44位：レイニーデイ・イン・ニューヨーク
ウディ・アレン監督がティモシー・シャラメなどの若手俳優を集めて製作したロマンティックコメディ。ニューヨークの街を舞台に繰り広げられるとあるカップルのすれ違いをコミカルに、そしてどことなく可愛らしさのある雰囲気で描いている。
カップルのデートプランが些細な出来事からどんどん崩れていく構成がコメディ作品としてしっかり面白く、よく作りこまれていました。
ラストのやや意外な結末に関しても、この作品全体から感じていたもやもやを一気に払拭する役割になっていて鑑賞後はすがすがしい気分になります。
43位：窮鼠はチーズの夢を見る
2人の男性のラブストーリーを描いた水城せとな氏の人気漫画の実写映画化。主人公を「関ジャニ∞」の大倉忠義が演じた。優柔不断で流される愛に身をゆだねてきた主人公が、大学時代の後輩の男性と再会し、徐々に恋に落ちていく様子を描いている。
この作品の成田凌さんの演技は見事といわざるを得ません。成田凌さんの女性らしさの垣間見える演技は見ているうちにどんどん魅力的に感じるようになりますし、時間が経てばたつほど緻密に作りこまれた複雑な恋愛模様のとりこになります。
42位：えんとつ町のプペル
お笑いコンビ『キングコング』の西野亮廣の大ヒット絵本をクリエイター33名による分業体制とクラウドファンディングによる資金集めを通して映画化した作品。独りぼっちのルビッチがハロウィンの日に出会った謎のごみ人間プペルとの出会いで、とある夢を叶えようとする姿を描く。
アニメーションはSTUDIO4℃製作ということもあって、立体感ありリアリティのあるきれいな映像となっていました。特にアドベンチャーパートやダンスシーンは見ごたえ抜群。作品全体から製作者のメッセージがド直球すぎるので現実に引き戻されるのがやや惜しいと思ったポイント。
41位：望み
堤幸彦監督が雫井脩介の同名ベストセラー小説を映画化した作品。堤真一の初めての堤幸彦作品となっている。行方不明になった息子が殺人犯なのか被害者なのかという疑問の中で苦しみ思い悩む家族の姿を描く。
息子は殺人犯なのか被害者なのかということで苦悶する家族の姿を繊細に描いており、心が締め付けられるような思いになる作品です。サスペンスの描写不足感はやや強いようには感じましたし、母親の行動も納得いかない部分がありましたが、息子を思う強い気持ちに変わりはないという軸となる部分はしっかりと描けています
40位：ジュディ 虹の彼方
「オズの魔法使い」でドロシーを演じて注目を集めた女優・ジュディ・ガーランドの生涯を描いた伝記ドラマ。ジュディ・ガーランドは子役としてかつて脚光を浴びていたが、映画界での振る舞いからかつてのような輝かしい舞台を追われることとなってしまった。そして、そんな彼女が子どもとの生活のために出演していたロンドン公演を描く。
彼女自身のふるまいはやや共感性を欠くものの、その思いの強さや信念には胸を撃たれます。そして何よりラストシーンは圧巻で、そのラストだけでも見る価値は十分にある作品といえるでしょう。
39位：チィファの手紙
昨年『ラストレター』を公開した岩井俊二監督の手掛けた中国版の『ラストレター』。亡くなった姉のチーナン宛に同窓会の招待状が届き、妹のチィファは姉の死を知らせるために参加した同窓会で姉と勘違いされ、初恋相手でありながら姉の元カレのチャンと再会したチィファは姉を装ってチャンと文通することを決める。
切なくも純粋な恋心にきゅんとさせられながらも美しい音楽や映像で3人の過去を振り返るシーン、そして現在のチィナン達の子たちという世代を超えての手紙の物語はかなり濃厚なものに仕上がっていました。ラストレターと見比べてみるのも面白いかもしれません。
38位：ANNA アナ
強いヒロインを主人公にした作品を数多く生んできたリュック・ベッソン監督の最新作。自由を求める心を持っており、そんな中で自由を手にするためにKGBとCIAの2つの諜報機関を諜報員として翻弄するアナの姿を描くスパイアクション作品。
今回のリュック・ベッソン監督作品は当たりの部類であったと思われます。錯綜する時系列が作品を通して軽くスルーされそうな違和感を補填していく魅せ方も楽しめる要因でした。アクションに関しましてもしっかり迫力はあるもののもっと欲しい印象が強いです。
37位：ハーレイ・クインの華麗なる覚醒
マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインを主役にしたアクション作品。悪のカリスマであるジョーカーと破局したハーレイがひょんなことから謎の組織から、ダイヤを盗んだことで追われる身となった少女のカサンドラをかくまうことに。そして、他にも個性的な女性も巻き込んだ女性の最凶チームを結成して組織と戦う。
第3の壁を越えて語り掛けてくるハーレイの話はくすっと笑えますし、女性が主役の物語ということもあって女性のマンパワーにあふれた作品となっていました。アクションも女性だからこそのしなやかで鮮やかなアクションで見ごたえ抜群。ただ。盛り上がるまでにだいぶ時間がかかった印象も。
36位：モンスターストライク THE MOVIE ルシファー 絶望の夜明け
モンスターストライクの映画3作品目でありながら、YouTubeで配信されている「モンストヒーローズ」の完結編を描いた作品。かつてストライクワールドを守るために戦ったルシファーが、突然ストライクワールドを支える核となるマスターオーブを狙ってストライクワールドを襲撃する。それを防ぐために戦うかつてストライクワールドを救った英雄たちの戦いを描く。
いい意味で期待を裏切ってきた作品でした。モンストの世界でアベンジャーズを繰り広げるといった感じのものはアニメの方でやってやや盛り上がりに欠けたものの、今回はしっかりと盛り上がる仕上がりに。とあるキャラの扱いやオラゴンの説得力の薄さは少し気になるところ。
35位：鬼滅の刃 無限列車編
アニメが大人気となり話題になっていた『鬼滅の刃』の劇場版作品。アニメの続編であり、下弦の壱である魘夢との無限列車での死闘を描く。本作ではアニメでも活躍が期待されていた「柱」の１人煉獄杏寿郎が登場する。
鬼滅の刃の原作での弱い部分は目立ってしまうものの、それでも煉獄さんの死闘はufotableの作画ということもあって最高に盛り上がります。エンドロールと名曲『炎』も映画だからこそ楽しめるもの。これだけの大ブームを起こすのもうなずける作品でした！
34位：フォードVSフェラーリ
マット・デイモンとクリスチャン・ベイルのW主演で、1966年にあったル・マン24時間耐久レースのドラマを描いた作品。フェラーリの車に勝てるようなレースカーを作りたいというフォードの依頼を受け、元レーサーのカーデザイナー、シェルビーがイギリスのレーサーであるケンとタッグを組み、最高のレースカーを作ろうと試みる。
レースシーンの臨場感は圧巻の一言。しかし、それだけにとどまらずケンの人間的な成長や大きな壁に挑んだ男たちの熱き戦いのドラマなどレースシーン以外の魅力も充実。とても爽快な仕上がりとなっている作品です。
33位：前田建設ファンタジー営業部
建設業界でアニメやゲームの建造物を実際に作るとどうなるのかを検証するWebコンテンツ『前田建設ファンタジー営業部』の実話を実写映画化。上司の一言から開始したマジンガーの格納庫の見積書作成という難題に挑む技術者たちの熱い姿を描く。
英監督作品ということで、オーバーなリアクションなどはありますが、この作品ではそんなリアクションが技術者たちの熱意を表現するのにベストマッチしており、手に汗握るドラマ作品となっています。ばかばかしいと思う事を全力でやるという部分もこれまた面白くも感動的で、笑いあり感動ありの人間ドラマのバランスが良かったですね。
32位：ミッドナイト・スワン
草彅剛と、オーディションで役に抜擢された服部樹咲をメインに置いた内田英治監督オリジナル脚本の作品。トランスジェンダーの凪沙は養育費を目的に親戚の娘でネグレクトにあってきた一果を預かることにするが、バレエを通して一果自身と凪沙の思いも変化していく。
監督のとある発言が炎上したものの、新人の服部樹咲さんの見事なバレエの腕や繊細な演技、草彅剛さんのトランスジェンダーという複雑な演技と役者陣の魅力は爆発しており、社会問題にも切り込んだ作品となっており様々なことを考えさせられます。この作品を見てから「愛」を考えると胸が苦しくなります。
31位：ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密
ライアン・ジョンソン監督がアガサ・クリスティーにささげて執筆したオリジナルミステリー作品。名探偵であるルノワ・ブランが館の中で死んでしまっていた有名なミステリー作家ハーラン氏の死の真相を探るために、屋敷の家族の裏に隠された真実や事件の真相を追求していく。
名探偵であるブランさんが気持ちいいくらい確信に迫る様子がミステリーとしてとても気持ちのいいものとなっており、さらに一族ではないマルタが番狂わせを起こす様子も気持ちいいです。ミステリーのお手本のような楽しくも騙される作品となっています。
30位：魔女見習いをさがして
『おジャ魔女どれみ』20周年記念作品として製作されたアニバーサリー作品。しかしおジャ魔女どれみのキャラではなくそのファンにフォーカスを当てた斬新な作品。おジャ魔女どれみがきっかけで知り合った年齢も境遇も全く違う3人の女性が、おジャ魔女どれみの聖地巡礼を通して様々な出会いを経て、自身の夢と向き合っていく。
おジャ魔女どれみのアニバーサリー作品でありながらも、アニメや映画などにハマったことがある人なら誰しも共感できるような「作品が人の人生に与える大きな力」というものを作品の軸にしていたのが、今年調査した映画の中でも特に印象に残りました。女性のパワーもあふれており、どれみ世代のぶつかる問題もかなり重厚でリアリティがあり、3人のドラマとしてもクオリティはかなり高いです。
29位：浅田家！
家族写真を撮り続けた実在の人物、浅田政志の人生を嵐の二宮和也主演で映画化したヒューマンドラマ作品。浅田政志が写真を知るきっかけや彼が家族写真を撮るようになったきっかけ、そして現在に至るまでの様々な苦難やできごとを描いている。
笑いあり涙ありの映画となっており、ユニークながらも政志さんを支えてくれる家族の愛情を感じる作品となっていました。政志さんが特別なにか恵まれた人間ではなく、そこに至るまでにうまくいかないことも多々あるということ、売れない時期の苦悩もありのままも描けていて共感しやすくなっています。
28位：初恋
三池崇監督によるオリジナル脚本で、窪田正孝を主演に迎えて描くヤクザ・そして一縷のラブストーリーも混ぜ込んだ作品。ボクサーであるレオはある日余命宣告を受けるが、そんなときにモニカというヤクザに狙われている少女に出会う。レオはそんな少女を助けることを決意するのだが、そんな中でどんどんヤクザの抗争に巻き込まれていく。
窪田正孝さんのボクサーの動きがキレッキレで魅力的です。そして、ヤクザの抗争に関しても迫力は抜群ですしくすっと笑えるような部分も多数。ベッキーさんの演技も見どころの1つ。まるで想像つかないぐらいに別人です。アクションあり、笑いありのバランスが取れつつも見どころ満載の作品です。
27位：宇宙でいちばんあかるい屋根
野中ともの同名人気小説を映画化した作品。そして清原果耶の初主演作品でもある。14歳のつばめは現在の家庭の中での自分の存在に思い悩んでいた。そして、そんなときに書道教室のある建物の屋上で出会った星ばあというおばあさんと出会い、そんなおばあさんとつばめとが過ごす不思議な時間を描く。
内容はかなりベタかもしれませんが、ファンタジー感のある美しい演出や清原果耶さんの複雑な心情変化を魅せる演技、そして星ばあとつばめとが繰り広げる漫才のような温度差のあるやり取りがたまりません。そして水墨画の鮮やかさにも心奪われます。鑑賞後は優しい気持ちになれるとおもいます！
26位：サヨナラまでの30分
新田真剣祐と北村匠海のW主演で贈るオリジナル青春映画作品。人づきあいが苦手な颯太と死んでしまった元バンドボーカルのアキが30分間だけ入れ替われることができるカセットテープを利用して、アキのバンドを再結成させようと奮闘する。
とにかく主演のお二方の歌がうまいです。鑑賞後はサウンドトラックを買いたくなってしまいます。そして、今回の作品で重要な存在であるカセットテープの使い方もうまい。物語を大きく動かすキーアイテムとして想像以上の役割を果たしていました。「この作品のキーアイテムはカセットテープでなければいけない」と言い切れます。
25位：ソニック・ザ・ムービー
Segaの大人気ゲーム『ソニック』の実写映画化作品。一度公開決定がなされるもそのルックスのクオリティの低さに非難の声が続出し、ルックスを改善するために公開延期になったという事件もある。故郷を離れて遠い地球へとやって来たソニックだったが、とあるきっかけにより保安官のトムとバディを組むことに。そしてある陰謀を企んでいるドクター・ロボトニックを止めるために2人は力を合わせる。
超高速アクションはやはりCGの力が大きいということはあるモノのかなり迫力あって見ごたえがあります。ドラマとしてはありきたりではあるものの、無難に落とし込めているので見やすい。また、くすっと笑えるような部分も複数存在して楽しい映画に。ジム・キャリー演じるドクター・ロボトニックのそのユニークなキャラっぷりは印象深いですね。
まとめ
今回の調査ファイル整理はこの辺りで大丈夫そうですね。
ミルフィ、次のファイル整理だが⋯⋯この10個なら早く終わるんじゃないか？
⋯⋯⋯⋯⋯⋯。
次回ワースト10発表
コメント